派遣社員のメリット・デメリット5選!正社員との違いや向いている人などを徹底解説!

働き方

個の時代となり、自由な働き方が推奨されている現代。
そして、自由な働き方として候補にあがるのが派遣社員です。

「派遣社員と正社員どっちがいいの…?」
「アルバイトと派遣社員どっちがいいの…?」
「派遣社員として働いてみたいけどメリットは…?」

と思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事を書いているかずにゃんは3年間、派遣社員として働いていました。

正社員からアルバイトに、そしてアルバイトから派遣社員に転職をしました。
「安定」から外れることに周りから何かを言われ、実際に今後のことを考えて自分で不安に思ったり、迷ったりすることもありました。

ですが、実際に3年間の間に派遣社員として転職を3回したおかげでスキルアップができ、今では自分で思い描いた道を歩くことが出来ています。

この記事では、

  • 派遣社員のメリット5選
  • 派遣社員のデメリット5選
  • 派遣社員と正社員の違い
  • 派遣社員の働き方が向いている人5選
  • まとめ

を紹介します。是非、最後までお読みください!

派遣社員のメリット5選

それでは早速、派遣社員のメリットから見ていきましょう。

派遣社員のメリットは5つあります。

  1. ライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができる
  2. 様々な仕事にチャレンジできる
  3. 派遣会社のサポートを受けることが出来る
  4. 派遣社員からそのまま社員になれる
  5. アルバイト・パートよりも高時給で働くことができる

それぞれ詳しく解説します。

1.ライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができる

ライフスタイルに合わせて働くことができるのは、派遣社員の最大のメリットではないでしょうか。

実際に私が派遣社員として働いていた際には、自分の用事に合わせて時短勤務制度を取り入れていました。
最低ラインの勤務時間など条件はありますが、私にとっては自分の時間を取れるという派遣社員は正社員よりも働きやすかったです。

また同じ職場には子育て中の方も多く、実際に子育てとの両立がしやすいのもメリットです。

2.様々な仕事にチャレンジできる

有期雇用なので、契約期間で仕事を区切ることで自分に合った職種、職場を探すことが出来ます。

基本的に契約が満期になる1ヶ月前に次回の契約更新の意志を問われます。
そのため派遣会社側もその時点から次のお仕事を探してくれるので余裕をもって転職活動をすることができます。

私は未経験から事務職に転職をしましたが、実際に求人は未経験OKのところも多く新しいキャリアをスタートするためのチャンスとして大きく活用できます。

3.派遣会社のサポートを受けることが出来る

転職時には同じ派遣会社内であれば、スムーズに継続をして次の仕事を探してもらうことが可能です。

条件は以前のままでも、「やっぱりこういう業務がしたい」などと希望を伝えると派遣会社の専門内であれば自分に合った仕事を紹介してもらうことができます。

また面接時のアドバイスや、入社後も「仕事が合っているか」のヒアリングなど随時サポートを行ってくれるのでとても心強いです。

4.派遣社員からそのまま社員になれる

紹介予定派遣を利用すれば、派遣社員として働きながら、派遣先の企業の正社員を目指せます。

派遣社員として一定期間働くことが可能なので、業務内容や職場の雰囲気などを事前に確かめる事が出来ます。

5.アルバイト・パートよりも高時給で働くことができる

アルバイト・パートの平均相場は1,128円でした。(2022年02月時点、マイナビキャリアサーチLab参照)
一方、派遣社員の平均相場は1,622円でした。(2022年1月時点、エン・ジャパン参照)

職種や地域によっても変わりますが、アルバイト・パートよりも平均時給が500円以上高い結果でした。

派遣社員のデメリット5選

続いてデメリットを見てみましょう。

地方移住のメリットは5つあります。

  • ボーナスや交通費がない
  • 時給制なので休むと給料も減る
  • 雇用契約が不安定になる
  • 派遣期間の上限がある
  • 責任のある仕事が少ない

それぞれ詳しく解説します。

割り切ってしまえば大きなデメリットではないものばかりですので、自分の価値観を照らし合わせてみてください!

1.ボーナスや交通費がない

派遣社員の時給は高いですが、正社員のようにボーナス制度は無いです。
派遣先によってはインセンティブが出る企業もあるので、気になる方は求人を確認する際にチェックするのがおすすめです。

しかし、ないものと割り切れば大きなデメリットではないと思います。

交通費も派遣先によって変わりますが、私は3件のうち1件だけ交通費の支給がありませんでした。

基本的には家から近い所で就業が可能です。
しかし求人の締め切り間近になり倍率が高くなると、空きのある求人で遠い所に派遣される場合もあります。
そのため私の友人は、自費で交通費を2万円ほど支払っていました。

求人を確認する際には交通費が出るかどうかも確認するのがおすすめです。

2.時給制なので休むと給料も減る

派遣社員は時給での契約になるので、休日が多いと月収が減ります。

また私の実体験ですが、病院の通院や体調不良が原因で朝の出勤を遅らせる事があると積み重なり、想像以上に給料が減ってしまいました。

そのため前提として体調管理には気を付け、金銭的な面では最低限稼ぎたい金額を把握しておくのがおすすめです。

3.雇用契約が不安定になる

基本的に派遣社員と派遣先企業、双方で「更新の合意」があれば同じ派遣先で働き続けることが出来ます。
逆に、派遣先企業が更新に合意しない場合もゼロではなく、雇い止めになる可能性もあります。

実際に2008年のリーマンショックで多くの派遣労働者が仕事や住居を失うなど100%安定とは言えない雇用契約です。
その影響から不安定というイメージが世間的にも広まっているのではないでしょうか。

4.派遣期間の上限がある

3年ルールというものがあり、同じ派遣先に就業出来るのは最長3年です。

その後については、

  • 派遣先内で部署を移動する
  • 無期雇用派遣社員になる
  • 別の派遣先に就く

という選択肢があります。

派遣先から正社員として採用される場合もありますが、採用されない場合は、気に入った職場でも離れなければいけません。

また無期雇用派遣社員は派遣会社に無期限に常時雇用されることになります。
そのためデメリットとして、通常の派遣社員と違い長期休暇が取りづらくなります。
一つの派遣先で定年まで働くことも可能ですが、希望していない職場へと派遣されることも考えられます。

5.責任のある仕事を任されない

仕事に責任感を持つのは大前提ですが、やはり任される仕事の大きさには限界があります。

プロジェクトの立ち上げなどは正社員の方が担当をすることがほとんどで、時間や期間、業務内容が決まっている派遣社員には基本的にルーチンワークを任せます。
そのため出世に向けた大きなスキルを磨く事は難しいです。

派遣正社員と正社員の違い

派遣社員と正社員の違いについて解説いたします。

私は派遣社員から契約社員、転職を機に現在は正社員として働いています。
それぞれの違いを考えた時に「安定する」「固定給になる」など、ざっくりとしか想像ができませんでした。

ですが調べてみた結果、様々な違いがあったので表にまとめてみました。
自分に合った働き方を見つけてください!

正社員派遣社員
雇用主就業先派遣会社
雇用期間無期雇用有期雇用
給与形態・月給制
・年俸制
時給制
勤務時間フルタイム希望選択可
福利厚生就業先が適用派遣会社が適用
業務内容・ルーチンワーク
・企画、開発、営業
ルーチンワーク

派遣社員の働き方が向いている人5選

「派遣社員」という働き方が向いている人を5選ピックアップしました。

  • プライベートを充実させたい方
  • 子育て中の方
  • 副業をしたい方
  • スキルアップをしたい方
  • やりたいことがない方

それぞれ詳しく解説します。

1.プライベートを充実させたい方

夢を追ったり、旅行に行ったり、勉強をしたりとプライベートを充実させたい方は派遣社員に向いています。

なぜなら業務内容にもよりますが基本的に残業がない職場が多いからです。
求人検索でも残業ゼロ、残業ほぼなしの職場が簡単に見つかります。
たとえ残業が発生しても正社員の方より遅くなることもなく、断ることも出来ます。

実際に私は、月末の忙しい日には残業を頼まれることはありましたが予定がある際には「用事があるので」という形で断っていました。
また、時短勤務やシフトを減らすことによって自分がやりたいことを両立して続けることが出来ました。

2.子育て中の方

子育て中の方にも派遣社員の働き方が向いています。
以前私が勤めていた派遣先に子育て中の方が居たように、実際に保育園の迎えによる時短勤務など希望が通りやすいです。
また派遣会社には、扶養内勤務の相談ができます。

現在では、正社員でも時短勤務制度を導入し、子育てをしやすい環境に変化してきていますが浸透していないのが現実です。
そのため子育て中の方でも気軽に就業しやすいのが派遣社員だと思います。

3.副業をしたい方

副業をしたい方も派遣社員が向いています。
派遣社員は副業OKな求人が多く、残業がほぼないので時間の確保もしやすいです。
そのため給料をもらいながら勉強をして手に職を付けて副業を始めたい方にはおすすめです。

逆に時短、夜勤、週末のみの条件で仕事が見つけやすいので、派遣の仕事を副業にすることも可能です。

4.スキルアップをしたい方

「仕事の大きさに限界がある」とデメリット5選で記載しましたが、就業先によっては専門知識や仕事の基礎スキルが身につきます。

実際に私は派遣社員として未経験で事務職に就業していました。
Excelをメインに使用する職場だったのでExcelの知識が身に付き、転職をした今でも役立っています。

大きなスキルではなくても、仕事を行っていくうえで役に立つスキルや、専門知識が身につくので今後に活かせるものが無いかと意識することも大切だと思います!

5.やりたいことがない方

やりたいことがない人にも派遣社員は向いています。
幅広い職種を短期間で経験できるので、自分に合った仕事を見つけるヒントが得られるかもしれません。

合わない場合でも契約期間の間に次を探すことは可能なので、すぐに切り替えることができます。
やりたいことがない人、逆にいろいろな職種に興味があって試しに挑戦したい人に向いています。

まとめ

私は今、自分で思い描いた道を歩くことが出来ています。
3年間、派遣社員だった際にスキルアップができたのが大きな理由だと感じています。

私は夢を追いながら過去に工場勤務、コンビニエンスストアの店員など一切オフィスとは無関係な仕事に就いていました。

20代半ばから給料が少し高くなる事務職に就きたいと思い転職活動を始めました。
しかしやりたいことの両立を考えると正社員は難しく、派遣社員として事務職に勤務しました。

時短勤務やシフトを自由に組めたことで、自分の地盤を固める時間が取れたので本当に派遣社員を選んで良かったと思います。

もちろん「安定」とは言えないですが、自分に合った働き方で地道にスキルが身につくので派遣社員という制度はとても良いものだと思います。

そのおかげで、冒頭でも記載した通り自分の思い描いた道を歩むことができています。
これを読んでいる皆さんも自身の生活スタイルに合わせてうまく派遣社員を利用してみてはいかがでしょうか!?

この記事を書いた人
kazunyan

Webライター「かずにゃん」です。

現在は、東京の大手企業へライター支援を行っております。また、業務としては、SEOライティングだけではなく、SNS運用など幅広く活動中。

私はやりたい事が多く(サロン経営、その他多数)、新しいことに挑戦するのが大好きです。出来ない理由より、どうしたら成し遂げられるのか・続けられるのかを日々考えています。

日々勉強して、新しいことを吸収し、昨日の自分よりも成長できるように邁進しています。
WebやITに関する資格「Webリテラシー」「Web解析士」取得に向けて奮闘中!

◆趣味
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